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生と死の研修

講師岩井美詠子先生(ダブルアイズ代表)

渡邉勝之先生の『医学・医療原論-いのち学&セルフケア』の打ち合わせに際し、プロジェクトいのちの合宿で生と死の研修に参加した。9月18日午前9時から、昼食をはさみ16時45分まで盛りだくさんの講義と実習であった。自己紹介&アイスブレーキングとして、4つの言葉:死・喪失・怒り・悲しみに感じる色を書き留め、参加者同士で互いの色についてシェアすることに始まる。死は黒、グレー、白、光など、人それぞれで色は多彩であった。イメージが天国か地獄かにもよるのであろう! 怒りは赤やピンクが多かった。悲しみはブルー系であった。しかし、黄、ピンク、金色、虚無ほか多くの色がみられた。皆がそれぞれ違う世界を想像しているのであろう。過去の喪失経歴チェック、死の恐怖チェックと続き、車輪の輪でお昼になる。内円と外円の二重の輪になり、互いに向き合った同士が講師の質問について話し合い、2分間すると輪が一つあるいは二つ回り次のテーマで別の人と向き合う。午後は車輪の輪の続きに始まり、死の体験旅行になる。緑、青、ピンク、黄のそれぞれ4枚の紙に大切なもの、あなたの夢、大切な活動、大切な人を1枚にひとつずつ記入するように求められる。講師が死に近づくプロセスを語りながら、書き出した16枚の紙を1から2枚、順に捨てるように求める。最後に残る2枚まで、この作業を繰り返す。以前は残り1枚になるまで行ったが、ストレスがあり、2枚で止めているという。究極の断捨離、物も人も捨てざるを得ない。あなたは何を残すだろう。自分への追悼文、遺されるものへの手紙と、いろいろ考えざるを得ない研修であった。

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