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スポーツと平和の祭典

スポーツと平和の祭典

8月6日は、リオデジャネイロでオリンピックが開催されると同時に、広島に原爆が落とされた日でもある。オリンピックはスポーツと平和の祭典といわれるが、ドーピング問題で、ロシアの国家的関与が取り沙汰され、一部のロシア人選手はリオへの参加が認められない事態が生じている。また、世界はテロの恐怖におびえ、リオでの警備は厳重である。オリンピックのプロ化とアマチュアの問題、個人と国家の問題など、オリンピックの意義を再度確認する必要があるようだ。

しかし、4年に一度のこの舞台に向けて、メダルの獲得や記録の更新を目指し練習に打ち込むアスリートの姿には誰もが感動するであろう。ここしばらくの間、日本のメダル獲得数が気になり、選手の活躍にワクワクドキドキする毎日が続く。

かつて、子どもへのスポーツの振興に関して、反対するという先生がいた。スポーツは競争心を必要以上にあおるものであり、また、その子の生理的な発達以上に負荷を与えるなど、害もあるという。子どもの教育・発達には体育こそが奨励されねばならないという主旨であった。体育とスポーツ、スポーツと適切な指導、スポーツと薬物、使用される道具と記録についても考える必要があるだろう。

日本では、柔道、野球道などと言われるように、西洋のスポーツと日本の“道”と言われるスポーツの間に、社会文化的意味の違いもあるかも知れない。健康とスポーツに関して考える企画をまとめてみたい。

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